「天気いいねー」


「・・・あぁ」





Kissで満たされて





只今2時間目の授業の真っ最中。
私と隼人は例によって、屋上でサボリ中。


扉から少し隠れた位置に居るので、
風紀委員には見つからないだろう。


私は軽く欠伸をして、屋上に寝転ぶ。


「お前もうちょっと恥じらいを持てよ」


隼人が溜息をついて同じく私の隣に寝転ぶ。



何を今更。



そう言って私は苦笑する。



暫くお互い目の前の青い空を見つめていた。
ふと、頭に思い浮かんだのは私。


「そう言えばさー」


「あ?」


「隼人最近タバコ吸わないね」


「そうだな」


「何、禁煙したの?」


「まぁな」


「口寂しくなんないの?」


まぁ、タバコは吸わない方が自分の為だが。


「今はお前が居るからな」



は?



急にこっちを向いた隼人と唇が重なる。



「・・・んっ」



段々と深くなる口付け。
そしてようやくお互いが離れる。




「今はが俺の口を満たすからいいんだよ」




呼吸が乱れている私に隼人が言った。



まったく・・・恥ずかしいセリフね。




少し熱くなった顔を隠すように、今度は私から隼人の唇に噛み付いた。



















◆アトガキ◆
ギャー!何この微々エロな隼人夢(ゲホゴホ)
あぁ、本当にスミマセン;
隼人は10代目を見守りつつ・・・遅刻とサボリの
常習犯だろうなぁーと思う近頃。













戻る