これで私も・・・・・・





デタラメ人間の万国ビックリショーの仲間入りね・・・(笑)








〜自分は魔女!?〜








「バタービール」


ジェームズがそう言うと、ガーゴイル像が動き階段が現れた。

「うわぁ〜すごい!」

ビックリ☆カラクリ屋敷(ヲイ)に驚きつつは皆と階段を上っていった。



コンコンッ



「校長先生・・・入りますよ」

ガチャリとジェームズがドアを開けて続けて皆が中へ入った。

「うっわぁー何ここ!どっかのテレビスタジオ?!」

部屋に入るなりは素直にビックリした。



といか・・・



(ここって本当に映画か何かのスタジオじゃない?
だから、ジェームズたちも変な格好したり、変てこな物があるのよ)



うんうん、と1人で納得している。



「ここはスタジオとやらでも何でもない場所じゃよ」


突然声がした。
見ると、いつの間に居たのか部屋の真ん中の机に
ある椅子に1人の老人が座っていた。



「わっ!ビックリした・・・ってお爺さん誰?
ってか今さり気なーく人の心読んだでしょ?!」




エスパーですか?とビックリしながらは尋ねた。

・・・エスパーじゃなくてダンブルドア校長先生だよ。ここの校長先生」

ジェームズがの発言に苦笑しながら言った。



「えー!?何でか知らないけど人の心を読めるエスパーのようで
白いお髭がチャームポイントのサンタさんのようなこのお爺さんが!?」




どういう説明やん・・・



「さよう、わしが校長じゃよ。ちなみにエスパーでもサンタクロースでもないぞ」


そう言うダンブルドアは、どこか楽しげだった。
っていうか・・・茶目っ気たっぷりだ




(世の中面白いこともあるのねぇ〜こんな校長だったら良いわね)




と、自分の学校の、頭の毛が少しヤバくなってきた校長を思い出した。




「まぁ、そこに座りなさい。話を聞くとしよう」

そう言って、4人にソファに座るよう勧めた。
は、フカフカのソファの感触に早速浸る(ヲイ)

「それで・・・君はどうしたのじゃ?」

単刀直入にダンブルドアが聞いてきた。

「えっ、あっ、はい。えーと、名前はで、
何でか分からないんですけど29年後の日本と言う国から来てしまいまして・・・
経緯を話すと・・・自分のクラスの教室に入ったら・・・
ブラックホールみたいな穴に吸い込まれてしまい・・・ここに落ちてきて---」

「僕たちにぶつかったんです。それで、が訳の分からないことを言うので
校長先生に相談しようと思い・・・」

ジェームズがの説明に付け足した。

「ふむ・・・。ということは、君は別の国の未来から来てしまった訳じゃな?」

ダンブルドアがに言った。その瞳は、やはりどこか楽しんでいるようだった。



「そういうことに・・・なりますね。あのところで・・・・・・」

は、さっきからずっと気になっていた事を言ってみることにした。



「このホグワーツって・・・イギリスで言うと中学校ですか?それとも高校?
制服なんて黒のローブで杖とか鍋なんて持って・・・まるで・・・
怪しい宗教団か魔法使いか何かみたいで・・・」





「お前バカか?」





シリウスが呆れて言った。





なっ、バカって何よ!私だって自分で言ってて可笑しいと思ってるわよ!
大体・・・私ここの人じゃないし---」


が言い返す。





・・・可笑しいと思っているところ悪いけど・・・」





「僕たち本当に魔法使いなんだけど」




ジェームズとリーマスが苦笑しながら言った。





「は?今なんて言った?」





の動きがピタッと止まる。





「だから、魔法使いだって言ってるだろ」







「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」







(ちょっと待てぇ〜〜〜〜!!!!!
んな冗談あってたまるかぁ〜〜〜〜!!!!!)








「さよう、ジェームズたちが言ったように、ここはホグワーツ魔法魔術学校。魔法使いの学校じゃ」

さらに追い討ちをかけるようにダンブルドアが言った。



「・・・・・・・・・冗談よね・・・・・・・・・?」



はパニック状態に陥った。
自分はどうしてそんな変な所にいるのだろうと・・・・・。






「わしが推測するには・・・君が来た時代のその教室で、何らかのきっかけで
君の中にあった魔力が発動し、こちらに来てしまったのかもしれんのぉ」






「しれんのぉーって!そんなのん気に言ってないで!しかも今、サラリと
爆弾発言したような気がするのは私の気のせい!?」



崩壊中・・・(うがーと唸りながら頭抱えています)



の百面相(ヲイ)に、面白い子じゃのーなどとのん気な校長。

「って・・・校長先生。それっても魔女って事なんですか?」

ジェームズが崩壊中のをよそにダンブルドアに聞いた。

「そういうことになる。東洋の国にはあまり魔女がいないがのぉ・・・。
まぁ、帰れるようになるまで、ここに転入という形でいるがよい」

ほぉっほぉっほぉっとバルタン星人のように笑いながら
今日の昼に皆に紹介すると言い、どこへ行ったのか姿を消してしまった。






「「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」」






ダンブルドアがいなくなった後、一同は静まりかける。
の目の前には、ご丁寧に寮のネクタイがない制服がちゃっかり置いてある。





「それって・・・・・・・」





「つまり・・・・・・・」





「帰れないじゃないのぉ〜〜〜〜!!!!」





ベシッと机を叩いてツッコむ
ジェームズとリーマスとも中々息が合っている。


「まっ、これも運命だと思って観念しろ」


面白げにシリウスが言う。


「運命だと思ってって・・・。むー・・・帰り方が分からない以上・・・しょうがない・・・か」


ガックリと肩を落とす

「これからよろしく」

「君がグリフィンドールだと良いなぁ〜」

「まっ、仲良くな」

とうとう諦めたのか、は素直によろしくと言った。

「さぁ〜て・・・私はこれに着替えるんだから」

とローブを指し、次にドアをビシッと指した。

「退出!」

「別に減るもんじゃねぇーから良いだろ」

シリウスがサラリと言う。




「へぇ〜〜〜また鉄拳を食らいたいんだぁ〜?」




ドス黒いオーラがの後ろに湧く。

「わっ分かった、出てくから拳を下ろせ」

同じ痛みを2度も味わいたいなくないシリウスは、
焦ってドアに向かった。

「それじゃ、僕たちは先に大広間に行ってるから」

「グリフィンドールになることを期待してるから〜」

そう言い残し、ジェームズとリーマスもシリウスと一緒に校長室を出て行った。






「ふぅ・・・大変なことになっちゃったな・・・」

誰もいない校長室で1人着替えながら愚痴をこぼす

「グリフィンドールだと良いね・・・って・・・やっぱり何かの宗教名かしら?」

後で、バルタン校長に聞いてみようとvと・・・すっ呆けたことを考えているのだった。








つづく











◆アトガキ◆
はい・・・魔女疑惑発覚編(マテ)!
最初の「デタラメ人間の万国ビックリショー」は
分かる人は分かりますよね(笑)
ジャンル違いますがね;
自分の中ではこの話を通じてツッコミが
上手くなると良いなぁ〜と思ってますが(絶対無理)
あぁ〜この話の中でシリウスがどんどん
変態になっていく〜〜〜〜(涙)







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