昔々あるところにホグワーツ王国という魔法王国がありました
そこを治めているのはヘタレな王と天然すぎる王妃でした
御陰で国民達はハラハラドキドキの毎日
そこへとある者の陰謀が動き出した・・・・
〜多分白雪姫〜
「え?白雪姫が私たちを暗殺しようとしてる・・の?」
王妃のソプラノ声が王室に響き渡った
「え・・え・・・?!どどどど・・どうしよう・・・・」
王妃は眉を八の字にさせとても困った顔をした
なんせ今この国を支えているのは王妃であるただ1人
今王ことピーターは原因不明の病でぶっ倒れてしまっているのだ
「ドラコ〜〜・・ドラコ〜〜・・・どうしよう・・・」
側近の兵であるドラコに王妃は泣きそうな声で言った
純情な側近はそれに顔を真っ赤にさせてしまい口をパクパクさせ
何を言っているかよくわかりません
それに更に困ってしまった王妃
「王妃様!なにやら謁見したい者がいるとのこと・・・」
兵がそう言ったので王妃は彼の者を王室に招いた
その者とはホグワーツ王国1の腹黒と名高い狩人
しかし王妃様はそんなことを知るよしもありません
「お初にお目にかかります麗しの王妃・・・」
王妃の前には黒髪赤い眼の美青年
膝をつき王妃の手の甲に軽く口付けをしました
「・・・あ、えっ?!・・・は、初めまして・・・・
あ、あなたのお名前はなんと申すのですか?」
こういうことに王妃のくせに慣れていない王妃はとにかく顔を赤くさせるだけ
狩人はニッコリと人の良さそうな笑顔を浮かべています
「これは失礼・・僕はリドルと申します。」
「・・まぁ・・貴方が・・・ですか?」
狩人の話というのは先ほどの出た白雪姫が
王と王妃を暗殺をしようとしているということ
そして自分が王妃を守る、ということだった
王妃は願ってもみない申し出に快く受けました
だから知らない
側近であったドラコは見ていたどうですが
狩人がニヤリ・・と笑ったことを
「・・・っくそ!なんで俺が小人達の所に行かなきゃいけねぇんだ!!」
白雪姫はグチグチと文句を言いながら小人達が住む家へと赴いた
トントンッ
ドアをノックすると髪の赤い少女が出てきた
「あらシリウスじゃないvふふっ・・似合うわよ?白雪姫vv」
その後からどんどんどんどん人が出てきて白雪姫ことシリウスは中まで拉致られた
そこで小人達に囲まれた
「な・・なんなんだ・・お前ら・・・・・目が怖ぇぜ?」
「ねぇ白雪姫?僕の大事な大事な大事な大事な!!を暗殺するって本当かな?」
中でもものすっごく恐ろしいオーラを放っているのは眼鏡をかけたジェームズ
「・・・は?」
更に追い打ちをかけるかのように・・・
「ねぇシリウス?もしもそれが本当なら今すぐここで殺っちゃうよ?」
同じく眼鏡をかけているハリーも恐ろしいオーラを放ちながら笑顔で言う
リリーもリーマスもハーマイオニーも皆笑顔が恐ろしい
その中で顔を青くさせながらもなんとか意識を保っていたロンが説明をした
「な・・なんだって?!俺がを暗殺?!!」
ロンから聞かされた驚愕の事実に驚きを隠せない
だが驚いているのは白雪姫だけでない小人達も白雪姫の反応に驚いている
「・・・あれ?シリウスじゃないの?」
リーマスがきょとんっとした様子で白雪姫を見る
白雪姫はただただ首を横に振るばかり
そこに今までずっと黙っていたセブルスが口を開いた
「・・・・・狩人って誰だ・・・?」
その言葉に皆顔を見合わせる
一番最初に気付いたのはハーマイオニー
肩を震わせている
「あんっの変態日記が残ってたわ・・・!!!」
その言葉に皆ハッとした様子で
次々に恐ろしいオーラを出す
御陰でロンの意識がやばい。
でも誰も気付いていない
「・・・・今からホグワーツ王国に行くわよ」
リリーの声で小人達はオーッ!と拳を高く上げた
目指すわ城の最上階に住む王妃を救うこと
「・・・あぁ白雪姫はここで待機」
ジェームズの言葉に固まる白雪姫
「な・・なんでだよ!!」
「なんでもだよvシリウスvv」
有無を言わせぬポッター兄弟(兄弟設定です)の笑顔
白雪姫は黙って頷きました
ついでにロンも待機だそうで
理由は白雪姫が勝手にご飯を食わないように見張りだそうだ
今此処に絶対敵にまわしたくない軍団黒々ハイホー軍がホグワーツへと向かった
「・・んー・・・」
まだ陽が落ちたばかりの夕刻
狩人は王妃にお酒を飲ませ酔い潰していた
「・・・ふふっ・・可愛いね・・・・」
微笑みを浮かべ王妃の頬を撫でた
するとくすぐったそうに寝返りをうつ
狩人はその姿に笑みを深くした
「・・・・・・・愛してるよ・・・・」
額に口付け頬に口付け唇に口付け――――――――・・・・ようとしたとき
ドッカーーーンッッッッッ!!!!
王妃と狩人が控える部屋のドアが豪快に壊れた
呆れたように狩人は小人達を見る
彼等からはもう怒りのオーラしか出ていない
しかし狩人はそれに怯んだ様子はなく
寧ろ邪魔された怒りからか黒いオーラを出し始めた
「やぁ変態狩人、何をしてるのかな?」
先手をきったのはジェームズ
「あははっ何をしていたか、だって?王妃様をお守りしていたところだよ?
君らみたいな野蛮人からv」
しかし負けていない狩人
もはや部屋は黒いオーラが充満している
そのなかでぐっすり爆睡している王妃は強者だろう
「でも王妃に酒を盛るなんて何を企んでるだかね?
あれだろ?王を原因不明の病にしたのも君だろ?」
続いて出てきたのはリーマス
黒いオーラが素敵です
「邪魔者は早めに排除するのは当然だろう?
・・・それにこんなに可愛らしいを見て手を出さない男なんて
ただの馬鹿だろう?」
その言葉に男性諸君はたじろいだ
なんせ確かにたまに寝返りをうったり寝言をいったり
こんな状況にもまったく動じず(むしろ爆睡)な王妃はとても可愛らしい
もしも自分と2人きりなら間違いなく襲っているところだろう
狩人はニッコリと微笑んでいる
黒いオーラは相変わらず充満しており一発触発の雰囲気
しかしここで王妃がついに目覚めた
「・・・あ・・・・れ?みんな・・・なにしてるの・・・?」
寝惚けているのか目を擦りながら起きあがる
そんな姿に狩人を含む全員ハート(心臓)にズキューンっと一発入った
中には目眩を起こす者もいてクラクラしている
にこぉっと笑う王妃に皆戦意も失せたちまちの惚気話が始まった
王妃は未だ寝惚けていてコクンコクンと今にも寝そうだ
めでたしめでたし
「・・っておい!勝手に終わらせるな!!!」
そうそう白雪姫がどうなったか、気になる人がいるかもしれませんよね
白雪姫はどうなったかというと・・・
「フォッフォッフォ!!王子の参上じゃー☆」
「・・げっ・・な、なんでダンブルドアが王子なんだよ!!!ロン止めろ!!」
「む、無理だよシリウス・・・・・」
ある意味こちらでも戦争が起きてました
◆後書き◆
↓霧氷聖羅様より頂きました。↓
だから・・阿呆ですか?霧氷さん
・・・・・阿呆ですってば・・・(目逸)
シリウス・・・ごめんね・・・・出番少ないね・・・(汗)
でもセブルスなんて一言しか喋ってないんだからそれよりマシだよね・・・。
・・・・(遠い目)
これも役所間違えてるっていうか・・・まず白雪姫じゃないよ・・!!
つうか狩人怖いよ!!一番邪悪だよ!!
ていうか王妃弱っ!!つうか王様出番ないしっ!!!
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