これって・・・・・・俗に言う・・・・・・・
迷子〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?
〜迷子〜
はい、で御座います。只今・・・困っています。
ひょんなことから魔法使いだと言われ、ここホグワーツに
元の世界に帰れるまで居ることになったのですが・・・
制服を着て、バルタン校長(ヲイ)の部屋を出た・・・
までは良かった・・・そう・・・部屋を出たまでは・・・
「って、1人説明してる場合じゃない!!!」
暗い廊下に1人ポツンと立っている。
「ここどこだーーーーーーーーーー!!!!!!」
迷子です。・は今迷子です。
「迷子、迷子って連呼するなー!分かってるからー!」
「・・・こんなことならジェームズ達に部屋の外で待っててもらえば良かった」
1人でツッこんで、ゼーゼー言っている。
とりあえず周りを見回してみる。
しかし、辺りはただ暗い暗い廊下が続くだけ。
・・・下手したら何か出てきそうな雰囲気だ。
も自然とゴクリと唾を飲む。
と、突然ーーーー
「おい」
「ひぎゃ〜〜〜〜!!!!!出た〜〜〜〜〜〜!!!!!」
(娘は可愛い声も出ないよママン)
「出たとは何だ、出たとは」
そこには、1人の男子生徒がいた。
ジェームズ達と同じ制服だから、ホグワーツ生だとは分かった。
「ご、ごめんなさい!てっきり幽霊かと」
は、その男子生徒を見た。
ねっとりした感じの髪に、少し青白い肌。
に叫ばれて、怪訝そうな顔をしている。
(・・・本当に幽霊って感じ・・・おぉっと・・・失礼ね)
「君は・・・見かけない顔だが?寮のネクタイもない」
急に声を掛けられ。、慌てて説明する。
「私、転入生なんです。ちょっと理由があって」
と、は今までの経緯を話した。
「で・・・こんな所で迷子になったという訳か・・・」
はぁ、と大袈裟に溜息をつく目の前の人に、
はムッとなった。
「迷子って言わないでよ!初めて来たから知らないのは当然だもん」
「分かった。僕も今から行くところだったから案内してやる」
また、大袈裟に溜息をついて男子生徒は歩き出した。
「ちょっ、待ってよ!もぅ〜、私まだ貴方の名前聞いてない!」
は、急いで男子生徒の後を追いかける。
「人に名前を聞くときは、まず自分から、と教わらなかったのか?」
むすっとして男子生徒が聞いてくる。
「あっ、そうだった!さっき自分で言ったのに・・・私はよ。・」
ようやく追いついたは、男子生徒の横を歩いている。
「セブルス・スネイプだ」
相変わらず、むすっとして答えるセブルスと言う男子生徒。
「セブルスか。よろしくね」
むすっとしているセブルスに、は優しく微笑み、また前を見ながら歩いた。
「・・・・・・変わった奴だ・・・・・・」
に聞こえないように呟いたセブルスの顔は、ほんのり赤みが差していた。
2人はそれきり何も言わず、大広間への道をゆっくり歩いていった。
つづく
◆アトガキ◆
短っ;だけどセブルスと対面☆
ってかどんな対面だよ・・・幽霊だよ(笑)
迷子は面白いよぉ〜(全然)でも暗い廊下じゃぁ怖い。。。
ツッコミ・・・磨かなきゃなぁ・・・(涙)
やっと次に組み分け帽子だなぁ〜(遠い目)
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