《注意書き》


○平和を前提にしてますので、ヴォルデモートは存在しません。
(リドルに関しては、ものすごく優秀な主席で平穏無事に卒業して
魔法省あたりに勤めてるかな〜ってな設定・・・/笑)

○なので、死んでしまっている人も生きています。
(ポッター夫妻健全、死喰い人など一切無し)

○ここの設定として、ヒロインさん・ジョームズ・リリー
・シリウス・リーマス・セブルスはホグワーツの先生です。(なんと豪華な)
ピーターはマダム・ポンフリーの助手です。

以上の事に1つでも嫌な設定がある方は、お戻りをお勧めします。
↓OKという方は下へ。本編スタートです↓













コンッ


窓をたたく音が聞こえ、は窓を開けた。


「あら、ごくろーさま」


窓をたたいたのは、のふくろうのランだった。
ランは灰色の羽根をしまい、に手紙を渡し自分の鳥籠に戻った。


「・・・ホグワーツから?」


は差出人を見てから封を切った。
そしてその手紙に目を通し始めると、自然に笑みがこぼれた。


「ただいまー」


が手紙を読み終えると、ちょうどよく同居中のシリウスと
リーマスとピーターが帰ってきた。


「お帰りー♪」


パタパタと玄関まで行き、は悪戯っぽく微笑みながら3人に手紙のことを話した。



ある晴れた夏の日のことだった。







〜ハチャメチャ新学期〜







ホグワーツからの手紙が届いた次の日、ジェームズとリリーの息子で
今年ホグワーツ3年になるハリーの買い物の関係もあり、
少し早く皆で漏れ鍋に泊まることにした。


明日はいよいよホグワーツ。買い物を済ませた達は、
ハリーを先に部屋に行かせて漏れ鍋にテーブルの隅で話し込んでいた。


「やっぱり明日は私達らしくドドーンとやらない?」


そう切り出したはもちろんのこと悪戯仕掛け人達は、
昔に戻ったように輝いていた。


しかし・・・その夜不気味な笑い声がしたとかしないとか・・・・(笑)





「それじゃ向こうでね」


「ロンもハーマイオニーも向こうでね」


「パパもママも皆変なことしないでね!」


ここはホグワーツ特急のホーム。
ハリーとロンとハーマオニーが汽車に乗り込む前に、達が見送りに来た。


「はいはい分かってるさ」


しかし、皆ちっとも分かったような顔をしていない。
むしろ・・・爽やか過ぎて逆に変だ。


ボーーーーーーッ!!!


汽車が走り出し、達は汽車が見えなくなるまで手を振っていた。


「さて、僕達も行くかい?」


それこそ手がちぎれるかと思うほど
思いっきり手を振っていたジェームズが振り返った。


「そうね」


それを合図に皆、姿くらましをした。


・・・どうやってホグワーツに行ったかは企業秘密ということで☆(無責任な)











「さて、今年も新しい先生方を迎えることになったーーーー」


いつものように新学期の始まりの言葉を、ダンブルドアが言う。


「おじさま達も揃ってすごいわ!」


「スネイプなんて、ものすごく顔色悪いぜ」


ダンブルドアの話を聞きながら、ロンとハーマオニーが言った。


「何かしなきゃ良いんだけどね」



「「同感」」



ハリーがホグワーツに入ってできた友達なので、当然達とは面識があった。
その時に、達のすごさを知っている人しか言えない台詞である。


「しかし・・・肝心の先生方が居ないのじゃがーーーー」


ダンブルドアの言葉で生徒がざわめこうとした瞬間



「あーマイテス、マイテス。よし・・・・・・
レディースアンドジェントルマン!」



大広間の明かりがふっと消え、聞き覚えのある声が響いた。



(((予感的中!!!)))



ハリー、ロン、ハーマオニーは顔を見合わせた。
すると、無数のスポットライトの光がノリの良い音楽と共に広間を行き交い、
やがて教師席の前に集まった。次の瞬間、ボンと大きな爆発音がした。
煙が引くのを待ってから生徒はいっせいに教師席の前を見た。

そこには、全身黒のローブに覆われている人が6人いた。


「せーの!」


その中の1人、女性らしき声の人物が叫んだ瞬間、6人全員がローブを脱ぎ捨てた。



「現役バリバリ悪戯仕掛け人参上!!!!!」



最後の仕上げに、無数のクラッカーが鳴った。
突然のパフォーマンスに、生徒も先生もビックリしていたが、
悪戯好きの双子のフレッドとジョージが尊敬のまなざしを送りながら
拍手したのがきっかけで、生徒全員が拍手して盛り上がった。

教師の中には、大げさにため息をつく教師も・・・(笑)
拍手喝采の中、が手を叩き静かになった。



「えーっと、先ほど校長に紹介されました、今年から新しく入る
音楽学教師のです。宜しくねv」


がどっからか出したマイクで自己紹介した。
が微笑むと、ほとんどの生徒が拍手した。


「同じく、マクゴナガル先生と交代で変身術を教えるジェームズ・ポッターです」


「同じく、フリットウィック先生と交代で妖精学を教えるリリー・ポッターです。
ついでにジェームズの妻よv」


からマイクが渡り、早速バカップルを見せ付ける2人。


「フーチ先生と交代で飛行術を教えるシリウス・ブラックだ」


「空席の闇の魔術に対する防衛術を教えるリーマス・ルーピンです」


「医務室の助手をやることになったピーター・ペテグリューです」


さらに、シリウス、リーマス、ピーターとマイクが渡り最後に消えた。
こちらはこちらで女子から黄色い声が飛んでいる。大広間が拍手の嵐だった。
達は教師席に着いた。それを見て、ダンブルドアが口を開いた。



「さて、新しい先生方も素晴らしい自己紹介で分かったことじゃ、宴に入ろうかの」


パチンとダンブルドアが手を叩くとテーブルの上に素晴らしいごちそうが現れた。

生徒がものすごい勢いで食べ物をかっ込んでいる姿を見ながら、達は
どこか懐かしさを感じながら楽しく食事をしていた。
すると、達の前にどす黒い陰湿オーラが出ている人物がきた。



「やっほーセブルスv」



が手を止め目の前の人物を見た。
そう、ご存知の通り、このセブルス・スネイプは達6人と同期であり、
ジェームズとシリウスとは犬猿の仲であり悪戯のターゲットである。



「・・・やっほーじゃない!貴様らどうしてーーー」



「聞いたよ〜ハリーからvずいぶん陰湿らしいじゃないの〜?」



ニヤニヤとが言う。



「人の話を聞け!」



あのスネイプがやられているのが珍しいのか、いつの間にやら食事をしながら
生徒が数人教師席を見ている。そんなことに気づかないセブルス。


「僕の息子もいじめてくれたって?」


黒い笑みでジェームズも言う。


「うっ・・・;お前の息子だからだろうが!だいたいーーー」


我を忘れて大声を出しているセブルス。



「いいのかい?セブルス」



リーマスがため息をつきながら言った。



「なにがだ?」



ゼーゼー言ってすごい形相のセブルスが顔をしかめた。
後ろ後ろと同じくため息をつきながら指で合図するリリー。
その指につられてセブルスが後ろを向くと・・・
数人という問題ではなく、ほとんどの生徒と教師がセブルスを見ていた。



「なっ!」



視線が集中する中、セブルスは顔を赤くしながら咳払いをして
自分の教師席に早足で戻っていった。







「「ぷっ・・・・あはははは」」


「あははははは」


「あはははーーあれは傑作!」


「はっ、腹痛てぇー!あはははは!」


「全然変わってないよ、おもしろすぎ♪」





ここは、の自室。
新入生歓迎会も終わったので、皆での部屋に集まったのだ。
そしてこのありさま・・・皆腹を抱えて笑っていた。
ちなみに先ほどの台詞、上からリリー・・ピーター
・ジェームズ・シリウス・リーマスである。


そんな光景を苦笑いで見ているハリー・ロン・ハーマオニー。



(((中身は子供じゃん)))



まだ笑い転げているいい大人達を見て、ため息をついた。



(はぁ・・・スネイプの授業より大変になるだろうな・・・)



そう思わずにはいられないハリーだった。








つづ・・・・きません(爆)

















◆後書き◆
連載やめて短編化してしまいました(結局挫折)
連載楽しみにしていた方はゴメンナサイ!
とにかく平和な話を書きたく・・・書いてしまいました。
セブルスをいじめるのがやっぱりおもしろい(セブファンすみません;)






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