。只今、うっとおしいのと戦っています・・・。





〜マイハニー〜





「シリウス!一生のお願い!!!きいて・・・・」


「悪りぃ・・・・・無理」




(即答ですか!?私に対する日ごろの感謝のかけらもないのですか!?)


(ねぇーよ)




即答で答えると、シリウスは逃げた。





「あぁ〜もぅ!・・・・・あっピーター!!!」


グットタイミングに通りかかったピーターに今度は声をかけた。


「なっ・・・・・・何・・・;」


何故かの後ろを見て脅えているピーターが返事をした。


「一生のお願い!!!こいつを・・・・・」


「ごめん!・・・僕これから補習だから〜;」


後ずさりしてピーターは逃げた。


(あぁ〜〜待ってくれ〜〜)





はしかたなく辺りを見回した。
誰か助けてくれそうな人を探して・・・・。


「あっ!リーマスとリリーがいたわ!」


ちょうどソファにリーマスとリリーが次の悪戯について話し合っていた。


「あぁ〜リーマス、リリー!助けてくれません?」


、僕らでは手に負えないよ」


「そうね」


ニコやかに笑うリーマスとリリー。(ある意味・・・最強)


「そんなこと言わないでさ〜〜!!うっとおしいのよ〜〜」


半泣きしながら親友に頼み込む


「あら、良いじゃない暖かくて。ねぇ〜ジェームズ?」



に言わせれば、うっとおしいと言う人物・・・・・・・
そう、さっきからずーっとに抱きついているジェームズである。


「うんvは暖かくて気持ち良いからv」


と、に頬擦りしてくる。



「ぎゃーーー!!!やめて変態〜〜〜〜!!!!」



必死にジェームズから離れようとするが、後ろから抱きしめられていて動けない。


「もぉ〜〜離れてってば〜〜」


「照れちゃダメだよv君と僕との仲じゃないか」


「どんな仲よ!!どんな!!」


ジェームズを引きはがしながら怒鳴る


「まぁ良いんじゃない?2人とも両思いなんだから」


既に見物人のリリーが言ってくる。


「どっ!・・・どうしてそうなるのよっ!!」


が真っ赤になりながら怒鳴り返した。




「・・・・・・・・・・・・・・・・・僕のこと嫌いなの?」




急に視界が真っ暗になったので、は顔を上げると・・・
さっきまでとは違う真剣な顔をしたジェームズがいた。


しばらくの間、2人は何も言わないで見つめ合ったままだった。
が、その沈黙を破ったのが・・・・・


「僕のこと嫌い?」


と、の耳元で囁いたジェームズである。




その瞬間・・・・・・




ドスッ!!!!




ジェームズの腹に蹴りが入る音が綺麗に談話室に響いた。
と、同時にドサッとジェームズが倒れる音がした。



「みっ・・・・皆がいる前で恥ずかしいことしないでよ!」



さっきよりも真っ赤になりながら、はきびすを返して
女子寮に走っていった。







がいなくなった談話室では


「ふっ・・・それって皆がいる前じゃなければ良いんだね?」


と不気味に微笑んで、数秒後意識を失った
ジェームズがいたのである。










END











◆後書き◆
書いてしまった・・・・ジェームズがバカな話。。。
書いている自分が恥ずかしいもんですよ。









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