「ねぇ・・・?」




ふいに肩を掴まれた。




「なっ、何かな?ジェームズ君」




振り向かないでも分かった、ジェームズだ。




「いい加減白状したら?」





自分の背後で黒いオーラを感じる。




その威圧に思わず冷や汗が出てしまう。





「なっ何のこと?」





「言わなくても分かっているよね?」





誤魔化してもダメだった。




彼が誰もが思わず逃げ出す爽やかブラックスマイル
を浮かべている事など振り向かなくても目に浮ぶ。







始まりは1冊の日記。








シークレットは女の敵














◆コメント◆
これも中途半端な挫折夢。形式的には良い感じ(笑)
私の中ではジェームズも黒いのです。









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