初めてリーマスとであった日のことは、よく覚えている・・・
その日、朝から授業をさぼった私は、いつもの湖のそばの木陰で
本を読もうとしたが・・・
先客がいたのだ。まぁ・・・それがリーマスだったのだが・・・
彼は、私の特等席で気持ちよく寝ていた。
私はおもしろがって、つっついてみたりしたのだが・・・起きなかった。
しかし・・・
グ〜〜〜〜
「・・・はっ!そういえば・・・朝食・・・食べなかったんだっけ・・・(涙)」
そう言って、ポケットの中をガサゴソあさって、ハニーデュークス特製の
限定チョコを取り出し、パクッと食べ始めたのだが・・・
ジーッ
っと自分を見ている人が・・・一名・・・
「・・・?・・・わっ!おっ・・・おおお起きてたの!?」
「あぁ、おはようv」
「おはようv・・・じゃないわよ!まったく・・・驚かさないでよね」
ブツブツ言っている私をよそに、彼の視線はチョコレート・・・だったのよね。
その視線に気づいた私は、チョコレートを割って彼に渡したんだっけ。
「はい、食べたいんでしょ?」
「えっ、良いの?!ハニーデュークスの特製チョコを!」
彼は目をキラキラにさせて言った。
「良いわよ。銘柄当てるくらいじゃ・・・相当のチョコ好きでしょ?」
「うんvありがとう」
この時の・・・彼の笑顔・・・この笑顔に惚れたんだっけ
・・・お願いだから・・・別れようなんて・・・言わないで・・・!
「リーマス!!」
思い出の場所・・・湖のそばの木陰まで来たは、
息を切らしながら リーマスの名を呼んだ。
「ねぇ・・・リーマス!どこ!」
「ここだよv」
必死にリーマスを探すに、木の方から声がした。
月明かりなど一切無いのに、姿だけははっきり分かる・・・
そこには・・・リーマスが微笑んでいた・・・
「覚えててくれたんーーー」
「別れるなんて言わないで!」
リーマスの言葉を遮り、が叫んだ。
「私・・・不安で不安でたまらなかった!
リーマスが・・・私のこと嫌いかもしれないって・・・」
「僕が・・・?いつそんなこと言ったの?」
ビックリしてリーマスが聞いた。
「だっ・・・だって・・・リーマスったら・・・私に冷たいし・・・
毎日すぐどっか行っちゃうし・・・浮気しているのかと・・・」
必死で訴えるに、その言葉にくすくすと笑い出すリーマス。
「なっ!何で笑うのよ〜〜〜」
「ごめんごめんvだっての勘違いなんだもの」
腹を抱えて笑いながらリーマスが言った。
「か・・・勘違い?」
「そうvおいで」
そう言って、の手をとり湖に向かう。
「えっ、ちょっと・・・そっちは湖じゃー」
フワッ
リーマスとは湖の上を歩いていた。
「魔法使いでしょ」
そう言って振り返りに笑いかけるリーマスは、いつものリーマスだった。
「僕が、どっか行ってたりしたのは・・・これのためなんだ」
湖の真ん中に来た時、リーマスはに言った。
そして、持っていた杖を一振りした。
ポワン
「うそ・・・!」
は、その一言しかいえなかった。
湖の中から無数の光の玉が浮かんで、二人の周りを漂い始めたのだ。
そして、その下の湖に白い大きな花が咲いた。
「ちょっと素っ気なかったのは、このプレゼントがバレないようにするためだったんだ;
まさか、があそこまで不安だったなんて・・・ゴメンね・・・」
リーマスはを抱きしめ、言った。
「うぅん・・・私のほうこそ・・・勝手に勘違いして;
そして・・・ありがとうv最高のプレゼントをv」
は、リーマスに最高の笑顔で返した。
思い出の場所で、出会ってから早5年・・・・・・
は、リーマスからの最高のプレゼントをもらいました・・・・・・
もっとも・・・本当の最高のプレゼントは・・・今から2年後の・・・
卒業式にもらいましたとさ・・・・・・
END
◆あとがき◆
1000hitゲットということで・・・イドゥン様にリーマス夢を捧げますv
遅くなってスミマセンでした;
リクは・・・リーマスなら何でもと言うことだったので・・・白リーマス
書いてみました☆何だかよく分からない話で・・・しかも題名と内容が
合ってないようなものになってしまいましたが・・・・・・(マテ)
とにかく!1000hit有難う御座いましたv
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